さて、タオバオで中国仕入れを行う際にコピー品や不良品のあるものは避けたいですね。
まずコピー品だと言ってクレームを言ったところで、返品や交換は現実的に不可能です。
もちろん不良品もありますが、こちらも返品や交換は不可能
仕入れ前からニセモノ?コピー?なんて見分けることも不可能
そういった背景を踏まえて、コピー品や不良品が最初から出ないような商品を仕入れることが大事です。
また、できるだけ日本での競合他者が少ない商品を見つけて販売する事も大事です。
ちなみにタオバオでは以下の用語が本物かコピー品かということで販売者側が明記してあるところもございます。経験上全くアテにはなりませんが。以下の用語を知っていると1つの目安にはなろうかと思います。
正品 本物
品牌 メーカ、ブランド
原単 原材料が同じ商品(コピー)
高彷 高品 質なコピー
A品 良質なコピー品
コピーにも程度の良い物悪い物と様々で、以前ロレックスのコピー品を拝見しましたが、
本物との見分けがつかないほどの見た目と重量のものがありました。
ですが、やはりコピー品はコピー品、「安くてコピーでも品質が良ければ良い」という人には売れると思いますが、やはりトラブルの元になることは避けておきたいものです。
ブランド品には必ずといってコピーかどうか?という疑念が付いてまわるものです。
■現代の消費者が求めているもの
それに、現代の消費者が求めているモノはブランド品ですか??こんなジジイはよく分かります。
現代の若者を中心に見ても、洒落の属性が変わったと思わないですか?
オリジナリティにあふれてて、さらにブランドを身につけている人をあまり見かけなくなりました。
一時前は、ブランドをワンポイントで使ったり、さらに一昔前は全身をブランドで埋め尽くす人もしましたが、今は見栄を張ることが「恥ずかしい」時代であることを誰もが空気で感じており、
自分の感性で作り上げた全身ファッションのような、そんな商品(アパレル・バッグ)が主流のようですな。むしろ今はユニクロをワンポイント使いする人も多い。
■高価なイメージのブランド品を避ける!
今までの常識であれば、タオバオは「ブランド品が安い」というイメージから利用者が増えましたが、
ほとんどがコピー品を掴まされているんですよ。
さらには、完全に本物であってもメーカーの輸出入許可証がないと輸入できないブランド品もあります。そのブランド品についてはこちらから↓検索が可能です。
http://www.customs.go.jp/cgi-bin/iscreate.cgi?SDB=&LANG=ja_JP,ipstj
よくオーストラリア本土でもUGG(アグー)ブーツが人気があるという事で、知り合いの免税店でも売っているのでありますが、他の免税店では韓国で製作されたものを安価に売ってます。
これはニセモノではなく、UGGの会社がオーストラリア本土と韓国の工場で作らせている商品なので正規品ですが、「作りが全く違います」「お値段も当然違います」
ですので、オーストラリアに来た観光客は本物を安く買った!はずなのですが、クレームが絶えません。オーストラリアと韓国で作ったものは、見比べても全く違いますし、韓国のUGGブーツは日本でも、どこでも買えるからです。
つまりUGGブーツの本物を本土までわざわざ買いに来て、日本でも買える韓国製を買って帰る人が多く、後で気がついてブログでニセモノを掴まされたとか、そんな書き込みをされる免税店も多いんですよ、アナタを危険に晒すリスクが高価なブランド品にはついてまわります。
上記の例は本物なのに、高価なイメージがあるからこそ消費者の懐疑心や後悔の念は半端ではない!という事を覚えておきましょう。本物と思って買ったが、コピー品だった!は大きなリスクです。
■中国製の電子玩具には不良品が多い&輸入が禁止されているものも多い
アパレルなどのホツれや、不良品は修繕がきくものが多いので何とかなりますが、
以前にパンダの動くおもちゃ(目が光る)が不気味だったので逆に売れる可能性を秘めた商品だと思い20個ほど仕入れてみたのですが、半分不良品でした。
付属品の笹の葉が入っていなかったり(3体)、電池を入れても動かない(8体)、
動くかを試験中に動かなくなった(3体)、最初から目が緑に光らない(4体)
いったい検品というもの知っているのか?
それで売り物ということにはならんので、クレームだけは送り二度と仕入れは(当然です)しませんでした。
あと、幼児向けグッズで口にするものなどは輸入禁止法にかかる可能性が高いです。
■CDやDVDは、そのまんまコピーを買わされることも
映画のDVDを中国ではコピーして、そのまま店頭でも販売しており、
タオバオにおいても、コピー品がよく売られているようですので、輸入には適さないですね。
■食品(乾物以外)、液体、銃器、医薬品 などなど
輸入規制品品目は下記サイト(税関のホームページ)で確認
http://www.customs.go.jp/mizugiwa/kinshi.htm
■革製品には高い関税がかかります。
今回は以上です。以上に注意して仕入れを考えます。
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